世界の難民

 

出典:

月刊NEWSがわかる 2021年10月号

 

「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によると、故郷を追われた8,240万人のうち約4割は18歳未満の子供たちです」

 

「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が支援する難民の約7割は、シリア(670万人)、ベネズエラ(400万人)、アフガニスタン(260万人)、南スーダン(220万人)、ミャンマー(110万人)の5カ国が生み出しています」

 

f:id:AirRoom:20211020193243j:plain

世界の難民

 

「日本にはアジアを中心にさまざまな国から難民が来ていますが、ほとんどを受け入れていません。法務省の統計によると、難民として認めるよう申請した人は、2019年まで4年連続で年1万人を超え、昨年は3,936人。一方で、同じ期間に難民として認められたのは年20~47人とわずかでした」

 

「難民申請の結果が出るまでは平均2年7ヶ月、審査請求の結果が出るまでだと平均4年4ヶ月かかります」

 

f:id:AirRoom:20211020193316j:plain

先進国における難民認定比率

 

「難民の受け入れはトルコが最多(370万人)で、コロンビアがそれに次ぐ170万人を受け入れています。受け入れ国の86%は、自国も危機に直面している低・中所得の開発途上国です」